誤えん性肺炎に注意!口周りトレーニングは簡単で予防になる?

肺炎といえば昔から良く聞く病気で日本人の死因では5位にランクされて
いますが誤えん性肺炎という病名も最近よく聞くようになり死亡率は7位
にランクされています。

誤えん性肺炎で年間3万5千人が亡くなっていたことご存知でした?

肺炎と誤えん性肺炎との違いは?

誤えん性肺炎に誰もがなってしまう可能性があって、それが簡単なことで
今から予防できるとすれば、知っておいたほうが役に立ちますよね。

今回、知って得して役に立つのは

1、肺炎と誤えん性肺炎の違い

2、誤えん性肺炎って誰でもなる?

3、誤えん性肺炎の症状は?

4、誤えん性肺炎の確認方法

5、誤えん性肺炎になってしまったら

6、誤えん性肺炎の口周り予防法

ということに注目してご紹介していきたいと思います。

誤えん性肺炎と肺炎との違い

肺炎と誤えん性肺炎は感染経路が違って肺炎は発症している人から、うつ
される飛沫感染や電車のつり革やドアノブ、パソコンのキーボードなどに
付着していた病原微生物が、指などを経由して目、鼻、口などに入り込む
接触感染が多いです。

誤えん性肺炎は自分の食べた飲食物や唾液などが通常は食道を経由して
胃に入るところが、誤って気管を経由していまい口の中にあった細菌と
一緒に肺に入って炎症を起こしてしまう。

私たちは飲食物や唾液などを飲み込むとき、通常は口から食道を通って胃
に入って行きますよね?

それが誤えん性肺炎だと誤って気管に入るんです。

誤って気管に入った飲食物と一緒に口の中にあった細菌も一緒になって
肺の中に入って炎症を起こします。

睡眠中に細菌を含んだ唾液が少量ずつ気管を経由して肺の中に入って行き、
少しずつ体調が悪くなっていく場合もあります。

通常は食道を通っていくのに誤って気管から肺に入ってしまい、肺が炎症
をおこすのを誤えん性肺炎といいます。

誤えん性肺炎って誰でもなる?

高齢の人はなりやすいですね。
高齢になると歯も弱くなってきているので、しっかり噛む力や飲み込む力
が若い時と比べて落ちてきています。

肺炎で入院した70歳以上の高齢患者の7割以上は誤嚥性肺炎というから
驚きです。

他は神経疾患を持った人がなりやすいといわれてますがこれは脳血管障害
になった人はサブスタンスPという正常に食べ物を飲み込んだり、
咳をしたりできるように、神経に働きかける物質が低下するので飲み込み
の反応がかなり鈍くなっているからです。

若いからといって安心はできません。
飲み込む機能は60代から低下するのが一般的ですが、のどの筋力は40代か
ら衰え始めるというので油断できません。

誤えん性肺炎の症状は?

発熱、せき、たん、食欲不振、筋肉痛や腹痛全身倦怠感など。
また、食べ物を口に入れた時に噛み砕き、唾液と混ぜ合わせ
て出来た飲み込む前のかたまりが誤えんにより食道を塞いで
しまうと窒息を引き起こし、生命の危機に陥る可能性もあります。

誤えん性肺炎の確認方法

上のような症状が長引いている場合、病院に行って胸部レントゲン検査
と血液検査をしてもらったら確認しやすいです。

胸部レントゲン検査で肺炎像が確認された場合や、血液検査で白血球の
増加や炎症反応の上昇がみられたときは誤えん性肺炎と診断されます。

誤えん性肺炎になってしまったら

抗菌薬を用いた薬物療法があり、肺炎自体には効果がありますが、
誤えんを防ぐことまではできないです。

誤嚥を防ぐことができないと、肺炎が治っても何度も誤えんを繰り返す
ことになり再発します。

誤えんを治すために病院でリハビリトレーニングしましょう。

誤えん性肺炎の予防法

誤えんしない心構え

食事の前の腹式呼吸

喉が乾いたから急いで飲む、おなかがペコペコなどで急いで食べる。
そんな最初のときは誤えんしやすいので落ち着いて呼吸しましょう。

飲食する時は焦らずゆっくりと

心構えというと大げさですが、飲み物やご飯粒が気管に詰まる時って
気持ちが焦っている時や何か他のことを考えて飲食していることが
多いです。

口の中の雑菌を減らす

口の中には様々な食べカスが残っていますが特に夜寝る前に歯を磨き歯間
ブラシを通すと想像以上に食べカスが出てきますよ。

これらを怠って一日中放置していると口内に細菌が繁殖してしまい、歯周病を
併発したり、誤えんすることによって繁殖した細菌が肺に入りやすくなります。

食後の歯磨きを習慣にして常に口の中を清潔にしておくことが大切です。

口の周りの筋力トレーニングをする

誤嚥性肺炎の場合は飲み込む力を改善しない限り、何回も肺の中に
細菌が入ってしまいます。

口の周りの筋力をつけて柔軟に動くようになれば、誤えんしにくい
体になっていくでしょう。

いろいろトレーニング方法はありますが、忘れずに継続できる方法
がいいですね。

ゴックン運動

飲み込み力をアップするため、喉仏の可動域を広げるトレーニングをする。

コップにいれた水を用意して水を少し飲み込む時にのど仏が上がるので、
その状態を洗面所の鏡などで確認する。

最終的には飲み込んだあとに、のど仏を上げたまま、あごの下に力を入れ
続ける状態を維持できるようにする。

口の周りを柔軟にして筋力をつけるトレーニングでは、口、舌、のどなど
を鍛えるため、パ行、ラ行、タ行、カ行、マ行を繰り返し発音するといい
です。

ウー・イー運動

唇を尖らせて「ウー」、唇を横に広げ「イー」と発音する。

舌グルグル運動

舌を左右上下に動かす

ほっぺをふくらましたりすぼめたりする。これも口周りの筋力と柔軟性を
養います。

そういえばタレントのローラさんもデビュー間もない頃、コレと似たよう
な運動をクイズ番組とかでやっておられましたね^^

最後に強烈な方法です。

10秒口開けトレーニング

口を10秒開けるだけを一日5回継続する

ただなんとなく口をポカーンとあけるのではなく、本気で思いっきり全開
して、もうこれ以上開けられないよというぐらい口を開けてください。

それを10秒間維持して1日5回やってください。

これは誰でも簡単に誰でもできそうに思いませんか?

こんな簡単なことを続けるだけでどうなったか?

カラオケ大会の歌の途中で喉が詰まって最後まで歌えなかった
歌好きな人が最後まで詰まらずに歌えるようになった。

つぶ貝の刺身が好きだけど噛んで飲み込めなかった
料理屋の女将が最後まで食べきれるようになった。

ドーナツが好きなんだけど飲み物と一緒でないと食べ切れ
なかったのが飲み物無しでも噛んで飲み込めるようになっ
た主婦。

10年前に脳卒中になり、口から直接飲食するのは誤えん性肺炎に
なる危険性があるので口から食べられず胃にチューブを入れて栄養
を送りこんでいた人が1年間のトレーニングで焼肉を自分の口で噛ん
で飲み込めるようになったなど奇跡の連発です!

注意点もあります。

※口を開けることで、強い痛みが出た場合は速やかにやめてください。
 急激な動作や無理をしすぎるとアゴが外れたりする場合があります。

※本格的な治療は、ご本人の状態を適切に評価し指導すること
 のできる医療者の下で行ってください。

10秒口開けトレーニングは、早い人で約2週間で変化がでてくる人も、
いるのですが、1ヶ月を目標にしてくださいとのことです。

口を開けたり飲み込む力は舌骨上筋群が働いているので、これが弱いと
誤えん性肺炎になる確率が高まります。

その舌骨上筋群を鍛える方法が、この10秒口開けトレーニングなのです。

私も急いで飲んだ麦茶やご飯の一粒が気管に入りやすくなったり唾が飲み
込みにくくなっていたので、かなり心配になっていました。

「10秒口開け」を知ってからこの方法を毎日継続して実践しています。
10秒口開けトレーニングでどこまで改善しているか1ヵ月後が楽しみです。

食べ物が飲み込みづらくなった、食事中にむせるようになったなどの
悩みのある方は試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では誤えん性肺炎の簡単な予防法についてご紹介しました。

悪い生活習慣の蓄積が、予想しなかった大病になることもあります。

口周りトレーニングは簡単に習慣づけができて、誤えん性肺炎の予防法
になりますので是非自分のできるところからやってみてください^^